無料WEB講座基礎編

三種の神器-STEP2-


(所要時間:28分12秒)

ひとり起業家の“コンテンツ”とは?

ひとり起業家が「コンテンツ」というと、だいたいの場合「商品/サービス」という意味で使っていると思います。

そして、多くの場合…
「あなたの商品はなんですか?」と質問すると…
「コーチングです」
「エステです」
「整体です」
「スピリチュアルのセッションです」
という答えが帰ってきます。

しかし注意してください。
言いにくいですが…
これが“売れない商品”です。

実はこの答えは「業界/業種名」であって、「あなただけの商品」ではないのです。
当然、業界・業種にはライバルがたくさんいます。
そして各業界にはかならず「大御所」と呼ばれるような「ビッグマン」が存在します。
その人達はその人達で常に研究を進めていますから、どれだけがんばったところでその差が埋まることは基本的にありません。

では、どうすればいいのか?

答えはシンプルです。
「あなたにしか伝えられない」「あなただけの商品」を作りましょう。

→「商品」とは「業界/業種」ではない。
→どの業界にも「ビッグマン」が存在し、その業界で戦っても勝てない。
→あなたにしか伝えられない/あなただけの商品をつくる必要がある。

あなただけのコンテンツを導き出す“6つの質問”ワーク

「私だけの商品っていきなり言われても、そんなのわからん…」
そう思ってしまう人も多いのがこのポイントです。

安心してください。

もちろん、「あなただけの商品」がいきなりポコっと出てくるようなことはありえません。
だからこそ、価値があるのです。

では、どうしたらいいか?
あなただけの商品は、あなたのストーリーのなかに眠っています。
それを導き出すために、“6つの質問ワーク”を用意しました。

このワークはご自身で質問の答えを記入するものです。
プレゼントのシートをプリントアウトするか、データに直接書き込んでいただいても構いません。
あなただけの商品を生み出すためのシートですから、注意深く取り組んでください。

さぁ。さっそく取り組んでいきましょう。

Q1 あなたの好きなこと、得意なことはなんですか?

「好きなことで仕事になったら苦労しない」なんて世間は言いますが、大きな間違いです。
「好き」というものは、とてつもなくパワフルなエネルギーを持っています。

実例を出して紹介すると、ボクの講座のメンバーで金澤さんという女性の方がいます。

(2019年7月開催 実践型スクールTHE STORY×お絵かきコンサル養成クラス合同合宿にて)
金澤さんは絵が大好きで、SNSにUPしたりブログにUPしたり、イラストレーターとして活動していました。
が、残念ながらそれがお金を産むことはなく、「大好きだけど、絵を仕事にするのは無理か…」と諦めていたそうです。
しかし今、彼女はストーリーブランディングの手法のひとつである「お絵かきムービー」の制作代行の仕事をして、大好きな絵を描きながら月収80万円を稼いでいます。

このように、「好き」「得意」が思いがけない大きな成果を創ることもあるのです。

Q2 あなたに実績があること、資格があることはなんですか?

「資格は取ったんだけど、稼げない…」
そういう悩みを持つ人はめちゃくちゃ多いです。

しかし残酷かもしれませんが、それは当たり前といえば当たり前です。
なぜなら、学んだのは「資格の内容」であって「売れる商品の作り方」ではないから。
実践型スクールTHE STORYのメンバーでも、同じように悩んでいる人がいました。
上原千佳さんです。

実践型スクールTHE STORYの東京フリーワーク懇親会にて
千佳さんはさまざまな資格ももっているし、セミナーなども開催してたくさんの方に情報をお伝えしている方でした。
しかし、当時1回のセッションを6,000円で受けていて、低単価に悩んでいました。
子育てと主婦業をしながらでは、低単価セッションは売れば売るほどしんどくなってしまう…
そんななか、実践型スクールTHE STORYに出会い、ほぼ無可動のオンラインコンテンツに再パッケージング。
たった2週間で20万円の売上をつくることができました。

もしあなたが、「この資格はせっかくとったけど、稼げない…」と悩んでいるなら、ちょっと待ってください。
あなたのコンテンツは、まだ生まれ変わる可能性があります。

 

Q3 あなたが今までに1000円以上もらったことがあることはなんですか?

たとえば「手紙の代筆」「部屋の掃除」「服のコーディネイト」など…
アルバイトなどではなく、あなた個人のサービスへの対価として、1000円以上のお金を贈られたことを指します。
あなたはそのとき「いやいや、いいよお金は」と言ったかもしれませんが、目の前の人は渡さずにはいられなかったほどに喜んだことなんです。

実践型スクールTHE STORYにもそこから才能を発揮した方がいます。

「お片付け」の専門家である秀島知子さんです。

秀島さんは、ご自身がもっているコンテンツの可能性に当時気付いておらず、別の仕事をしようろされてました。
が、人からのアドバイスもあり「自分のコンテンツでやってみよう」と決意。
実践型スクールTHE STORYの門を叩いてくれました。
そこで自身が学び、実践してきた「片付け」のメソッドを再パッケージしてリリース。初挑戦で200万円の売上を達成しました。

あなたが今までに1000円以上もらったことがあるならとても大きな才能かもしれません。

Q4 2人以上の人に褒めてもらったことはなんですか?

あなたが今までに2人以上の人に褒めてもらったことは、あなたの才能である可能性が高いです。
たとえば「清潔感がある」「おしゃべりが上手」「聞くのがうまいね」「場所が明るくなるね」「おしゃれだね」「声がいいね」などなど…

1人に褒められたことなら社交辞令の可能性もありますが、2人以上にほめられたことならそれは本当です。

ちなみにボク自身、小さい頃から「手先が器用だね」「折り紙が上手だね」と褒めてもらったことを覚えています。
ほかにもレゴブロックが好きだったり、ものづくりが好きでした。

今、それらが合わさって、弊社の看板商品のひとつでもある『セールスいらずのお絵かきムービー』というホワイトボードアニメーションを使ったストーリーブランディングの手法としてカタチになっています。


(セールスいらずのお絵かきムービー。2016年11月リリース。現在400名以上が受講)

2人以上に褒められたことの延長線上に、あなたの未来の看板商品があるかもしれません。
自分では「そんなたいしたことじゃない」と思うような小さいことでも書き出してみましょう。

Q5 あなたが今までに克服してきた悩みはなんですか?

これは昨日のことでもいいですし、今現在のことでも、過去の話でもOKです。

どんなことがきっかけで、どんなものと出会って、どんな気持ちになって、当時悩んでいたことを克服することができたのか?を書き込んでみましょう。

ビジネスとはシンプルに言ってしまうと「問題の解決」。
あなたが今までに克服した“悩み”は、あなただけの悩みではない可能性が非常に高いです。ですから、今までにあなたが克服した方法を世界は求めているかもしれません。
とくに、メンタル面・人間関係面・お金の話など。

これは病院の薬に似ています。
「しんどいな」という悩みを克服するために、お医者さんに処方してもらうものですね。
お医者さんに勧められた薬を断ったことのある人はほとんどいないように、あなたが今までに克服してきた悩みを、今現在悩んでいる人に処方してあげましょう。

こちらも実例を紹介します。

実践型スクールTHE STORYのメンバーで上野英一さんという人がいます。

上野英一さん(通称ハリー上野)佐賀県で牧場を営みつつ、子どもたちの学びの才能を発掘するコーチングを提供
上野さんはコーチなのですが、とくに彼は「商品の低単価」に悩んでいました。
1セッション2時間で1万円。アフターフォローにメールを送って…という時間を考えていくと、彼の時給は400円ほどになる計算でした。

実践型スクールTHE STORYに参加して、人生初の高単価コンテンツをリリース。1ヶ月目で70万円、その後200万円を超える売上を達成。

そして、自身が悩んでいた「低単価」に今なお悩んでいるコーチ業界に向けて、自分が成功したコンテンツをお伝えするというスクールをリリースしました。
結果、今では300万円を超える売上を達成。
コーチ業界にいる人たちがもつ、大きな悩みを解決するコンテンツとなりました。

あなたが克服した悩みは、誰かを救う可能性があります。
そしてその感謝のお金をいただくのが、ビジネスの本質と言えます。

Q6 制約がなくて、かならずうまく行くなら、なにをやりたいですか?

ここにはあなたがやりたいことをいっっっっっっっっぱい書いてみてください。何百個書いてもらっても構いません。

人間が持つ「やりたい=WANTS」のチカラはすさまじいです。
「やりたい」という気持ちが車をつくりました。
そして飛行機をつくり、テレビをつくり、電話をつくり、ケータイ電話にはカメラもついて…
これらすべては誰かが思った「こうしたい」という気持ちから生まれています。ある意味、人間のもっとも強いパワーなのかもしれません。

ここで紹介する実例は、実践型スクールTHE STORYの参加者・横井聡子さん。

通称ココさん。自身の人生を変えたスピリチュアルのメソッドをマスターできるコースをリリース。

横井さんとはじめてお会いして、個別のコンサルティングをさせていただいたときには「恋愛」のコンテンツをリリースする予定でした。
その後、お話をしていくなかで「本当はスピリチュアルが私の人生変えてくれたから、それをいつかお伝えしたい」という心を聞かせていただきました。
そこでボクは「いつかじゃなくて、今、本当にやりたいことやったほうがいい」というお話をさせていただき…
結果、横井さんは自身が本当にやりたいことであったスピリチュアルのコンテンツをリリース。初挑戦で150万円以上の売上を達成しました。
そして現在も「これが私が一番伝えたいこと」として、楽しく豊かに自身のコンテンツを提供されています。

これが人の「やりたい」というチカラです。
あなたが夢をかなえるために、売れれば売れるほど自分が幸せになるコンテンツを作成するために、しっかり書いていきましょう。

WORKの効果を最大にするための“2つのポイント”

6つの質問ワークは、あなただけの独自コンテンツをつくるために行います。
これは業界のものではなく、あなただけのものです。
このワークの効果を最大にするために、2つのポイントに注意してください。

数を書き出す

1つの質問に対して、5〜10個を目安に“数”を書き出しましょう。
1つ目に1番いい答えが出ることは稀です。数を書き出すことで気付くことが効果を最大化させます。

気軽な気持ちでやる

「これがコンテンツの基礎をつくるんだ…!!!」みたいなヘビーな気持ちでやってしまうとなかなかペンが進まないものです。
「違うと思ったら、やり直せばいいや」くらいの軽い気持ちで書き込んでいきましょう。

次回、STEP3は『コンテンツ 実践編』

 

本当は怖い“低単価コンテンツ”の罠…
この罠をかいくぐり、大きな売上をつくる方法を徹底解説!
商品の単価を爆発的に引き上げる
“オファー”と“ネーミング”の秘訣も大公開。

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