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ひとり起業家がやってしまう“本当は怖い低単価セッション”
ひとり起業家のコンテンツで、最重要な条件は…
「売れれば売れるほど、あなたもお客さまも幸せになる」ということです。
「え?そりゃ売れればハッピーやん」と思うかもしれませんが、実際にはそういっていない起業家が多いのが事実です。
この事実をつくりだしてしまっていることの原因が「低単価セッション」。
多い価格帯としては、1時間5,000円〜15,000円くらいのセッションをボクは「低単価セッション」と定義づけています。
ここで多いのが「1時間10,000円だから時給10,000円」と勘違いしてしまう罠です。
ひとり起業家の場合、集客→販売→予約確認→アフターフォロー→紹介依頼→経理 ほぼすべてのことをひとりでやらねばなりません。
つまり、1時間10,000円というセッションの時間には「感謝のお金を産まない時間」がくっついてくるのです。
ボクは今までに200件以上のひとり起業家さんの相談に乗りましたが、だいたい「1セッション、1時間、10,000円」の場合、時給換算すると800円〜1,200円くらいに落ち着くケースがほとんどです。
ということは1日に10時間しっかり働いたとして…
1ヶ月300時間、時給換算すると1,200円とするなら月収36万円。
つまりこのセッションの価格帯で月収50万円稼ぐのは至難の業だということです。
幸せに豊かに稼ぐひとり起業家の
“価格帯”は2タイプに分かれる。
ひとり起業家が豊かに成功するために、持つべきコンテンツの価格は2タイプにわけることができます。
(1)30~50万円の高貢献/高単価コンテンツ
(2)1万円〜5万円の低稼働/中単価コンテンツ
この2タイプのコンテンツを揃えることができれば、ひとり起業で月収50~100万円を稼ぐことはそんなに難しいことではありません。
とはいえ…「私の業界ではこんな価格帯ムリだわ…」と思う場合もあるでしょう。
しかし、ちょっとまってください。
この2タイプのコンテンツは、どんな業界でもつくることができます。
実例で紹介しましょう。
実践型スクールTHE STORYの参加メンバーでは「整体師」や「美容師」といった“業界の低単価”に悩んでいた方もいます。
たとえば兵庫県で整骨院を営むひとり治療家の浜上さん。
実践型スクールTHE STORY2019年3月開催。Facebook広告マスタークラスにて。
浜上さんは1時間の施術が5,000円という保険外治療を自身の整骨院でされていました。
どれだけ集客やリピートをがんばっても月商80万円の壁がなかなか超えられず…がんばればがんばるほど自分の体がツラくなっていくという負の連鎖になってしまっていました。
そんなときに実践型スクールTHE STORYに出会い、自身の技術を生かした高単価のコースを発売。
初挑戦で100万円の売上を院の売上とは別でつくることができました。
今では高単価の施術コースと、通常の院の売上を合わせて月商300万円以上をつくることができるようになりました。
ほかにも美容室や、エステの実例もあります。
このように低単価で悩む業界でも、コンテンツのつくりかたを学べば高貢献/高単価のコンテンツはつくることができます。
次に紹介する実例は“低稼働/中単価コンテンツ”で成功例です。
実践型スクールTHE STORYのメンバーで上原千佳さん。
感情コーチの上原千佳さん。
千佳さんは子育て&主婦業もされているなかで、「低稼働」のコンテンツを作成しました。
低稼働とはどういうことかというと…「自分が直接動かなくても、いいコンテンツ」のことです。
たとえばオンライン上の教材やセミナーなどがこれにあたります。
千佳さんはオンラインで教材をつくり販売したところ…
ほぼ無稼働で、20万円の売上を達成しました。
今までの常識にとらわれることなくあなたのコンテンツを“売れれば売れるほどお客さまも自分も幸せになる商品”にしていきましょう。
売れる商品をつくるために
「オファー」と「SUCCESsの法則」を使おう
ここでは具体的に、“売れる高単価コンテンツ”をつくるために必要な2つのポイントを解説していきます。
これをキチンと押さえていけば、あなたのコンテンツはあっという間に“売れるコンテンツ”に生まれ変わります。
(1)オファー=取引の条件
オファーとは取引の条件のことです。
一般的に「オファー」っていうと、芸能人や野球選手にたいして「オファーが来た」なんて言いますが、これはつまり「年間1億円払うから、この試合に出て、このCMにでて、他の団体とは仕事しないでね」なんていう“条件”を提示しているわけです。
代表的なオファーの例を上げてみると…
保証
特典
期間
価格
などです。
1回きりのセッションではなく「3ヶ月で6回」などのパッケージにしてみることも、高単価にできる手法です。
脳に焼き付く“名前”をつける「SUCCESsの法則」
コンテンツ自体が魅力的なのはもちろん大事ですが…
ぶっちゃけてしまうと、それよりも大事なのは「見込み客がそれを良さそうに感じるかどうか」です。
たとえば、すばらしいダイヤモンドがあったとしても、ゴミ袋に入っていればそれはゴミです。
ダイヤモンドは、ジュエリーボックスに入ってはじめて宝石になるわけですね。
ひとり起業家でジュエリーボックスに当たるものは「コンテンツの名前」です。
見込み客が「これがほしかった!」と思ってしまうような“脳に焼き付く名前”をつけること。わかりやすく、名前を聞いただけでどんな未来が手に入るかイメージできること。これが高単価コンテンツを作成するためにもっとも重要な要素と言っていいでしょう。
そしてそのために使えるメソッドが「SUCCESsの法則」です。
これは人の脳に焼き付く名前を考えるときに非常に役に立つメソッドですので、ぜひ活用してください。
Simple-単純明快である
Unexpected-意外性がある
Concrete-具体的である
Credible-信頼性がある
Emotional-感情に訴える
Story-物語性がある
以上6単語の頭文字から「SUCCESsの法則」と呼ばれています。
これはスタンフォード大学で研究されたものですが、むずかしい理論はおいておきましょう。大事なのは「あなたのビジネスに活用できるかどうか」です。
このSUCCESsの法則を活用し、実践型スクールTHE STORYでも多くの成果をつくりあげてきました。
ボク自身の看板商品としては『セールスいらずのお絵かきムービー』ももちろんそうです。
あなたの商品に魅力的な名前をつけ、高単価のパッケージにする。
これがひとり起業家として豊かに、幸せに成功するための2つの要素となります。
次回STEP4、ブランディング基礎編
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